P-01BのBluetoothでパケ・ホーダイダブル PC 128K通信

128kbpsと低速ながら、フルブラウザーの上限額5985円でパソコンがつなぎ放題になるサービスが12月1日に開始しました。いわゆる「パケ・ホーダイダブルのPC 128K通信」のことです。遅まきながらこのサービスをP-01Bで使う方法をご紹介しようと思います。

128K通信というのはブロードバンド回線が当たり前になった今、かなり遅い回線に感じるかもしれません。しかし、全国ほぼどこでもつながるドコモ回線を、iモードでもともと上限額までパケ・ホーダイダブルを使っている人なら、1000円ちょっとの追加投資でつなぎっぱなしにできるというのは魅力的でしょう。使わない手はありません。なお、この128K通信を使うには、パケ・ホーダイダブルはもちろん、ドコモのプロバイダーサービス「mopera U」の契約が必要です。使った月だけ315円の請求がある「mopera U ライトプラン」と、オプションでブロードバンド回線や公衆無線LANが安価に使える月額525円の「mopera U スタンダートプラン」とありますので、お好みのプランを契約しておいてください。いまキャンペーンで割引してますので試すには絶好のチャンスです。

さて、ワタシのパソコンはすでにWindows 7。困ったことにP-01BのWindows 7用ドライバーが出ていません。そこで出番になるのがBluetooth。これならドライバーはWindows 7内蔵のドライバーで行けるので、問題ありません(ただドコモは動作保障しないでしょうが……)。実際に設定してみたところきちんと通信できたのでその設定方法を書き留めておきます。ただ、自分でやってもうんざりするほど設定手順が長い……。覚悟してこのページをお読みください。

まず、ノートパソコンとP-01Bの間でペアリング(機器認証)をするところから始めます。Bluetoothのソフトウエアはパソコンメーカーによって異なるのですが、ワタシが使っているThinkPadはWindows標準のもの。Winodws標準でない場合(東芝製のことが多いです)、適宜それらしい手順を自分で編み出してください。

それでは、「コントロールパネル」を開きます。

コントロールパネル

「ハードウェアとサウンド」を選びます。

ハードウェアとサウンド

「デバイスとプリンター」にある「Bluetooth デバイスの追加」をクリックします。

デバイスの追加

すると「デバイスの追加」ウィンドウが開きますので、今度はP-01Bを操作します。「MENU」キーを押して……。

メニュー

「LifeKit」を選びます。

LifeKit

「Bluetooth」を選びます。

Bluetooth

「ダイヤルアップ登録待機」を選びます。

ダイヤルアップ登録待機

「ダイヤルアップ登録待機中」の画面が表示されたらパソコンの画面に戻りましょう。

デバイスの追加

「デバイスの追加」画面に「電話」というアイコンが現れます。これをクリックしてください。

ダイヤルアップ登録待機

「(PC名)から接続要求がありました 接続しますか?」とP-01Bに表示されるので、「YES」を選択します。

ダイヤルアップ登録待機

「Bluetoothパスキーを入力してください」と表示されます。入力欄を選択します。

Bluetoothパスキー

「Bluetoothパスキー」を入力します。このパスキーはなんでもいいのですが、ここでは「0000」とします。

ダイヤルアップ登録待機

入力欄に「0000」が入りました。そうしたら「確定」を選びます。

ダイヤルアップ登録待機

「(PC名)と接続中」となったらまたパソコンの画面に戻ります。

デバイスの追加

「デバイスのペアリング コードを入力」という画面になっているので、先ほどP-01Bに入力した「0000」を打ち込みます。そして「次へ」をクリック。

デバイスの追加

ダイヤルアップ登録待機

これらの画面が表示されたら設定作業は完了です。あとはWinodwsがドライバーを組み込み終えるのを待つだけです。

続いて、パケ・ホーダイダブル PC 128K通信の接続設定をパソコンにしてあげる必要があります。手作業でできなくもないのですが、かなり知識が要求されます。ここではドコモが無料で配布している接続ユーティリティーソフト「ドコモ コネクションマネージャー」を使う方法で見ていきましょう。「[ ドコモ コネクションマネージャ (Windows®用)] ダウンロード」のページでソフトをダウンロード、インストールしてください。インストールが終わったら起動します。

ドコモ コネクションマネージャ

電波強度のアイコンが目印で、デスクトップにショートカットが置かれるのですぐわかると思います。初回起動すると初期設定のウィザードが始まります。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

最初の画面は説明です。「FOMAを接続しろ」とありますが、Bluetoothでつないでいるので特に作業はいりません。「次へ」をクリックします。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

「ご使用される機器を選択してください。」とありますが、「Bluetooth リンク経由標準モデム」が自動的に選ばれているはずなのでそのまま「次へ」をクリックします。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

「接続先の設定を行います」になります。パケ・ホーダイダブルの128K通信の場合、ユーザーIDなどの設定をしなくても実はよいのですが、ここは実直に設定してみましょう。初期設定のまま「次へ」ボタンを押します。

ドコモ コネクションマネージャ

ドコモ コネクションマネージャ

いちいち確認の画面が表示されてうっとうしいですが、「OK」を押せばよいのです。するとP-01Bで通信が始まり……。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

初期設定ページを開きます。これにかかわる通信料は無料です。無料で接続試験ができるようなものです。この初期設定ページが開いているということは、Bluetoothの設定がきちんと行われている証拠。この先、設定していけば確実に128Kの通信ができるというものです。「ネットワーク暗証番号」が要求されますので、留守番電話サービスなどで使っている暗証番号(iモードの暗証番号とは異なる場合があります)を入力しましょう。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

次の画面では「端末自動設定」をクリックしてください。……ワタシがmopera Uのいろんなサービスを契約をしていることがこれを見てわかりますが気にしないでください。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

続いて料金プランの設定画面が表示されます。「料金プラン」と「割引サービス」を自分の契約しているものにします……。とはいえ、後述しますが現バージョンのドコモ コネクションマネージャーでは128K通信料金体系の計測機能が組み込まれてないので、この設定はほとんど意味がありません。

なお、パケ・ホダイダブルをメニューで選択すると以下のような画面が表示されます。

ドコモ コネクションマネージャ

これまたドコモ コネクションマネージャーが不十分だから表示されるものなので気にしないでください。また、以下のような画面が表示される場合があります(mopera Uスタンダード契約)。基本的にmopera Uのメールをバリバリ使う人はあまりいないでしょうから気にしなくていいかも、です。

ドコモ コネクションマネージャ

以下の画面が表示されれば初期設定は完了です。

ドコモ コネクションマネージャ 設定ウィザード

「完了」ボタンをクリックしてください。これで次のようなメイン画面が表示されます。

ドコモ コネクションマネージャ

さて、「パケ・ホーダイ ダブルでの定額接続です。」などと書いてあるのであわてて「接続する」なんてボタンをクリックしてはいけません! この定額接続は128K通信ではありません。上限額が1万3650円になってしまう通信(その代わりFOMAの最高速度で通信できる)なのです。ドコモ コネクションマネージャーは先ほども書きましたが、パケ・ホーダイダブルの128K通信にきっちり対応していないのでこの後の手順で128Kbps通信ができるようにしてやらないといけません。

ドコモ コネクションマネージャ

メイン画面で「設定」メニューの「接続先設定」を選択します。

設定 「接続先の設定」で「パケット(従量)アクセスポイントの追加・編集」をクリックします。なぜかドコモは定額データプラン以外の通信をすべて従量と分類しているのです。従量とは書いてありますが、パケ・ホーダイダブルの128K通信設定をしてあげれば上限額5985円で料金カウントは止まりますから安心してください。

アクセスポイントの追加・編集

これまたわかりにくいのですが、「一覧からISPを選択して追加する」を選んで「次へ」をクリックしてください。

アクセスポイントの追加・編集

はい、ようやく「mopera U 128K通信」という項目が見えてきました。これを選択して「次へ」をクリックします。

アクセスポイントの追加・編集

「アクセスポイントの追加・編集」の画面が表示されます。ユーザーIDとパスワードが空欄になってますが、このままでも大丈夫です。なんとなく設定されてないと気j持ち悪いひとだけン入力して、「完了」ボタンを押します。

設定

これで「接続先の設定」の「パケット(従量)」に「mopera U 128K通信(従量)」が表示されていれば設定完了です。「OK」ボタンを押しましょう。

ドコモ コネクションマネージャ

メイン画面に戻ります。「接続先」が「mopera U 128K通信(従量)」になっていますか? 大丈夫ですか? これが「mopera U(従量)」となってますと、1万円超の高額請求(とはいっても払えない額ではないですが……)になりますのでご注意を。問題ないことが確認できたら「接続する」で128K通信の開始です!

パケ・ホーダイダブルでの定額接続確認

なお、上のような画面が接続直前に表示されます。そんな人はそういないでしょうけど、海外では定額にならないので十分注意してください、とそんなことが書いてあるわけです。

パケット通信中

上は通信中のP-01Bの画面です。「mpr.ex-pkt.net」と表示されていればOKです。

非常に設定手順が長かったですが、読まれた方、うまく行きましたでしょうか? なお、結構遅い128K通信ですが、少しでも通信速度を速めたい人は、「mopera U」のサイトでログインして「設定変更」に進み、「Web圧縮設定」を「ON」にしましょう。

Web圧縮設定

詳細設定で画像の質を下げることでさらにデータ転送量を減らすことができますので、見栄えを気にしない人は私のようにすべて「5」にしちゃいましょう。

ということでお疲れ様でした。

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