ThinkPadのQドライブ問題
レビューとはちょっと違うのかもしれませんが、ThinkPad T410sの環境を整える流れでハマったのがQドライブ。同じトラブルで困る人がいるかもしれないので念のためこの記事をアップします。
このQドライブ、リカバリー用のイメージが収納されてるものです。私の場合、ThinkPadを一度も起動していない状態で「LBイメージ バックアップ10」を使いDVD-Rにバックアップしているので、不要といえば不要なのですが、このリカバリー領域を消すのもデフォルト主義としてできないのです。
そんなわけで放置したQドライブなのですが、妙なことで問題が出てきました。それはMicrosoft Office Home and Business 2010のベータ版をインストールしたときです。なんとQドライブにインストールしようとして、容量が足りないといわれるではありませんか(キャプチャーをとっておけばよかった)。
Qドライブがじゃまだったら、Qドライブを消してしまえ、ということでWindows 2000時代からの知識で、Qドライブのドライブ文字を削除。具体的にはスタートメニューで「コンピューター」を右クリック、「管理」を選択、「コンピューターの管理」画面が表示されたら「ディスクの管理」をクリック。
そこでQドライブを選んで、右クリック、メニューから「ドライブ文字とパスの変更」を選択。
この画面で「削除」をクリックして、Qドライブを消しました。
これでベータ版をうまくインストールできたのですが、今度はリカバリーディスクが作れなくなってます……。ということでQドライブを上の画面で復活させたりとまた面倒なことに。
で、グーグルで検索すると、同様のトラブルを経験している人が散見されます。
結論として、どうすればいいのかというと、まずリカバリーディスクを先に作成してしまい、その後、Qドライブが気になるようだったら「ThinkPad の Q と S パーティションについて – ThinkPad X200, X200 Tablet, X301, R400, R500, SL300, SL400, SL500, T400, T500, W500, W700.」に掲載されているツールを使って、Qドライブを非表示にすればいいのです。
ちなみにリカバリーディスクはCD-Rを1枚、DVD-R DL(2層ディスク)を1枚用意すれば作成できます。前者が起動用、後者がリカバリーイメージです。所要時間は30~40分ぐらいなので、サクっと作ってしまいましょう。
念のため、リカバリーディスクの作り方を書いておきます。「スタートメニュー」にある「Lenovo ThinkVantage Tools」をクリック。開いた画面の右下にある「出荷時状態へのリカバリー・ディスク」をクリック。
あとはメッセージにしたがって、2枚のディスクを作成してください(キャプチャーとっておけばよかった)。
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タグ: Qドライブ, ThinkPad T410s, リカバリーディスク