レノボ・ジャパンのユーザーミーティング「第2回大和魂ミーティング」に参加―ThinkPad X1編

5月17日、六本木ヒルズでレノボ・ジャパンがThinkPadユーザーを招いたユーザーミーティング「第2回大和魂ミーティング」を開催しました。幸運なことにワタシも参加させてもらいました。このユーザーミーティングの目玉はなんといっても同日に発表されたThinkPad X1です。購入したデジモノの価格でもレビューでもありませんが、せっかくなのでレポートしたいと思います。

ThinkPad X1

ユーザーミーティングではレノボ・ジャパンの社員4人がプレゼンテーション。

IMG_2021

最初はノートブック開発研究所製品開発統括担当の田保光雄さんが、ThinkPad X1を紹介。

IMG_2025

ワタシが最近買ったThinkPad T420sの液晶パネル以外の部分、つまりキーボードや基盤がつまった部分の厚さがThinkPad X1と同じとのこと。薄さを強調しているのですが、うーん、正直、ThinkPad T420sの液晶パネルはそんなに厚くないので、案外ThinkPad X1は薄くないという印象です。

ただレノボ・ジャパンはこれは薄いと考えているようで、この薄さを実現するために「マグネシウムのロールケージ」(躯体?)とiPhoneといったスマートフォンで採用されている硬化ガラスの一種「ゴリラガラス」を採用したとのこと。

IMG_2027

そして薄型? にしても妥協しなかったのがパフォーマンス。標準電圧のCPUを採用したのです。なぜこれを強調しているかというと、ThinkPad X1と同じ13.3型パネルを採用した過去の機種、ThinkPad X300/X301では低電圧CPUだったので性能が低かったからです。

標準電圧のCPUを採用するにあたって開発したのが、冷却機構。ThinkPadで一番薄いファン「第5世代フクロウファン」の採用によって、「高性能かつ静かな冷却機構を実現」したとのこと。

IMG_2029

そしてモバイルで重要なバッテリー。ThinkPad X1ではMacBook Airのように取り外し不可なバッテリーを搭載。一見、大きなデメリットのように感じられますが、バッテリーの交換が長期間なくて済むように設計。1000回以上の充電に耐えられるようにしており、バッテリー駆動時間も5.8時間だそうです。しかも、30分で80%以上の充電が可能な「RapidCharge」機能も搭載。これはモバイラーには魅力的な機能といえるのではないでしょうか。

このほか紹介されたのが、ThinkPad T420sにもインストールされている、高音質化ソフト「Dolby Home Theater」、キーボード自体が発光する「バックライト・キーボード」などです。

プレゼンはこの後も続くのですが、ThinkPad X1の話題なので、この投稿の残りではThinkPad X1のフォトレポートをお届けします。

IMG_2007

左からThinkPad X1、MacBook Air、ThinkPad T420sです。この展示は、本体サイズの比較とともに、Windows高速起動技術「Enhanced Experience」の速度をデモンストレーションするものでした。ThinkPad T420sは外部GPUを搭載してない非Optimusモデルなのですが、ThinkPad X1との起動速度の比較では、ThinkPad T420sのほうが早く起動しました。……ThinkPad X1をほめてませんね。

そしてThinkPad X1をいろいろな角度から撮影したのが次からの写真。

IMG_2009

端子にピントが合っておらず見づらいのですが、左からLAN端子、(なにか?SIMカードスロット?)、USB 3.0端子、HDMI端子、(なにか?)、DisplayPort端子になってます。

IMG_2010

左サイドです。ヘッドホン端子とUSB端子があるのですが、カバーに覆われてます。

IMG_2011

右サイドにはワイヤレススイッチとSDカードリーダーがあります。そしてキーボードライトは次の写真。

IMG_2016

結構上品な光り方です。そしてこの写真を見てわかるように、ThinkPad伝統の7段配列ではなく、6段配列。昔からのThinkPadユーザーとしては、7段配列ではないだけで選択肢に入りません。……、とまた悪口が出てしまいました。

IMG_2018

そしてThinkPad X1の目玉である、液晶パネルのゴリラガラス。この通り、ドライバーでガンガンつついても割れるどころか傷一つ付きません。

IMG_2019

ThinkPad X1の基盤などです。ものすごい高密度実装で、メーン基盤はかなり小さいです。この技術が他のThinkPadにフィードバックされれば、より軽量になるのでは? と思わせる展示でした。

ということでThinkPad X1は買いか? という点ですが、ワタシはまったく食指が動きませんでした。なにしろまず、キーボードが6段配列だというのがまず大きいです。ワタシはThinkPadでも会社のデスクトップパソコンでも、右上の「Home」「End」「PageUp」「PageDown」キーをかなり使うのです。そして、ThinkPad T400sから採用された大きな「Esc」「Delete」キーにもなじんでいます。

次に画面解像度。13.3型と見やすいサイズではあるのですが、解像度が1366×768。解像度に不足があるというほどでもないのですが、ThinkPad X201sの1440×900に比べると狭いです。

そして一番イタかったのは重量とフットプリント(平面サイズ)。ThinkPad X1の重さはなんと1.69kg。てっきりMacBook Air対抗でせめて1.4kgぐらいだと思ってたのですが、これは重い。なにしろワタシがいま使っているThinkPad T420sはDVDドライブを外し、ウェイトセーバーを装着した状態で1.75kg(実測値)。その差、100gもありません。またフットプリントもThinkPad T420sが343.0×230.1mmに対し、ThinkPad X1は337×231.1mmとほとんど変わりません。一回り大きな液晶パネルを搭載しているThinkPad T420sに軍配が上がります。

おそらくThinkPad X1というのは、これまでThinkPadを使ったことのないユーザーに向けて作ってるのでしょう。6段キーボードも、一番右上に「Delete」キーがあるなど、使い勝手に関しては考慮されてます。バッテリー駆動時間も5.8時間と長く、急速充電もできますのでモバイルに向いてます。また、ゴリラガラスで覆われた液晶パネル、キーボードバックライトも所有欲がそそられそうです。

でも、ワタシがもしThinkPad T420sを持ってなかったとしても、ThinkPad X1を選ぶ理由はなさそうです。保守的なThinkPadユーザーだからなのでしょうけど……。

ビックカメラ.com

前後の投稿

タグ: , ,

コメントをどうぞ